チェルシー監督のフランク・ランパード氏が振り返っている。イギリスロンドンフットボール』が報じた。

2019年夏に現役時代に一斉を風靡した古巣であるチェルシーに監督として舞い戻ったランパード氏。その初年度のプレミアリーグで4位フィニッシュを果たしたが、今季はシーズン前の巨額投資に見合わずの不振に陥り、今年1月末に監督の座を追われた。

志半ばにチェルシーの監督を辞めてから沈黙が続いたランパード氏だが、このたびチャリティ団体が主催する『ロンドンフットボール・アワード』のQ&Aセッションに登場。自身の解任劇に理解を示しつつ、「見つめ直すきっかけになった」と話した。

「自分がどれだけ優秀だと思っていようが、どんな状況だろうが、(解任は)起こり得るものだ」

「見つめ直すきっかけになったよ。幼い子供が生まれたばかりの時期に解任されたことで、家にいる時間が増えたという点は恵まれていると感じる」

「家族と一緒にいられるのは素晴らしいこと。この6週間から2カ月の間にいくつかのチャンスがあったが、評価されていると感じられるものだったが、適切じゃなかった」

「それまでの2年半は指導者として常に現場にいたから、新たな一歩を踏み出すきっかけになり、良かった」

ランパード氏はまた、今後にも言及。具体的な時期こそ明言しなかったものの、将来的な現場復帰に意欲を示している。

「家族の事情もあって、なかなかチャンスが巡ってきていない。適切な時期に適切な場所でまた指揮を執りたいね。現場から離れて休養しているところが、目を光らせているんだ」

「これから起こるかもしれないことを楽しみにしている。私はフットボールを観て、学び、腕を磨こうとしている。学びの終わりはない。適切な時期と機会があれば、再び現場に戻りたい」

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(出典 news.nicovideo.jp)