バイエルンに所属する元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングは、今シーズン限りで同クラブを退団することになるようだ。

 現在32歳のボアテングは今シーズンここまで公式戦31試合に出場し、2ゴール1アシストを記録するなど、主力として活躍している。しかし、現行契約は2021年6月30日までとなっていることから、去就に注目が集まっている。一部ではすでに同選手の代理人にクラブから契約延長のオファーを提示しないことが報じられていたが、バイエルンスポーツディレクター(SD)のハサン・サリハミジッチ氏はドイツメディアスカイ』で同選手が今シーズン限りで退団することを明言した。

ジェロームの契約は今夏で満了になる。延長することはない。これはクラブ経営陣の共同決定であり、監督も含まれている。私はそれをジェロームに説明して、彼はとても理解していた。うまくいけば彼はタイトルを取ってから去ることになるだろう」

 ボアテングはヘルタ・ベルリンの下部組織出身で、ハンブルガーやマンチェスター・Cプレーした後、2011年7月にバイエルンに加入した。ここまでクラブ通算では公式戦355試合に出場し、10ゴール25アシストを記録。8度のブンデスリーガ優勝や2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など数多くのタイトル獲得に貢献してきたが、今夏にフリーで新天地を求めることになりそうだ。

バイエルンに所属するボアテング [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)