バルセロナのロナルド・クーマン監督が、5日のリーガ・エスパニョーラ第29節バジャドリード戦に向けた記者会見に出席した。4日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 現在リーグ戦で2位につけるバルセロナは、インターナショナルブレイク明けの初戦を迎える。クーマン監督は「バジャドリード戦に向けて準備をしなければならない。相手にはケガや新型コロナウイルス感染によって離脱した選手がいることは知っているが、難しい試合になると思っている。我々がエネルギーリズムを持って試合に臨めば、それは助けになるだろう。勝利のために努力しなければならない」とコメント

 バルセロナは10日にレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”を控えていることもあり、主力の温存も予想されている。FWリオネル・メッシとMFフレンキー・デ・ヨングは累積での出場停止まで直前となっているが、クーマン監督は「リスクは常にあるが、今は休むべき時ではない。2人もそれは理解している。1試合1試合を大切にして、どの試合でもベストメンバーで臨まなくてはてはならないんだ」と語り、2選手の起用を示唆した。

 そしてそのメッシは今シーズン限りでバルセロナとの契約を満了する予定となっており、未だ契約延長に至っていないが、コメントを求められたクーマン監督は「とても重要な問題だ。我々は彼が残るようにできるだけのことをするつもりだよ。しかし、今は明日の試合が重要だ。我々は試合に集中するだけだね」と語るに留めた。

バルセロナのクーマン監督 [写真]=Getty Images


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