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日本代表は30日、カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴル代表とフクダ電子アリーナで戦い、0-14で勝利した。

1年4カ月ぶりとなる公式戦。立ち上がりから日本はチャンスを作ると、13分に南野拓実の予選5試合連続ゴールで先制。するとこのゴールを皮切りに、23分に大迫勇也、26分に鎌田大地、33分には守田英正に日本代表ゴールが生まれるなど、前半だけで0-5とする。

後半に入っても攻勢は止まず、途中出場で日本代表デビューを果たした稲垣祥の2ゴール伊東純也、古橋亨梧も2ゴールを決めたほか、大迫も日本代表で初のハットトリックを達成するなどし、日本のW杯予選史上最多となる14ゴールを奪って勝利を収めた。

一方、これでモンゴルは予選7試合で1勝6敗。すでに敗退が決まっているモンゴル代表のラスティスラフ・ボジク監督は、力の差が大きかったと完敗宣言。互いに高いモチベーションで臨んだ中で、経験の差が大敗に繋がったと振り返った。

「我々の選手は決して諦めることはしませんでした。こういう結果の試合を分析するのは難しいですし、分析をしても意味はないと思います」

「我々は諦めず得点をしようというモチベーションは高かったです。試合前の目標は1点でも入れようということでした。しかしながら、やはりチーム力の差が大きく、こういった試合でどのような経験を得られたのかという答えを出すのは難しいです」

「ただ、日本も今回は非常にやる気に満ちていたと思います。1年以上前の前回対戦とは状況が全く異なり、W杯に出たいという選手たちのモチベーションが高く、1点でも多く点を取ろうとする意識を強く感じました。その中で経験の差も大きく、これだけのスコアになってしまいました」

「結果だけを見れば良くないかもしれません。人が覚えているのは結果だけですので。ですがこの試合はいろいろな側面があるので、私としては結果だけに拘りたくないと思います」

また、今回の一戦は本来ならばモンゴルで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で日本開催に。それでも具体的な会場はモンゴルサッカー連盟が決めていた。日本に有利な状況となっていたが、ボジク監督は「無関係だ」と、開催地変更を言い訳にしなかった。

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(出典 news.nicovideo.jp)

ゲスト

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明らかに実力格差のある試合だと分かっていたし、これはほんの2・30年前まで日本が欧州や南米の強豪相手に突き付けられていた現実。違うのは、欧州や南米は勝敗のメドがたったらペースを落とし、そんな手抜き相手から1点取れるかどうかが目標になってたけど、日本は最後まで手を抜かなかったし、モンゴルも腐ることなく最後まで挑んできた。点差の印象よりも両国に成果があった試合。