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 日本代表FW南野拓実(現サウサンプトン所属)が24日、オンライン上での取材対応を実施した。

 今シーズン、南野はリヴァプールでなかなか出場機会を得ることができず、今年2月2日シーズン終了時までサウサンプトンへとローン移籍する決断を下した。移籍後は、プレミアリーグで6試合に出場し、2ゴールを記録している。南野は、移籍後のコンディションについて「リヴァプールにいた時より出場時間も多くなっていますし、そこの部分では良い感じになってきていると思う」とコメントサウサンプトン移籍は「単純に試合に出場したかったし、自分の力を証明したかった。この機会を使いたいと思ったし、シーズン後にその決断が良かったと思えるようにしたいですね」と意気込んだ。

 日本代表は、25日に国際親善試合の韓国代表戦を控えている。「いろいろな意味で注目度の高い試合だし、どういう状況でも重要な一戦と理解している。アンダーの時以来、A代表では初の日韓戦ですし、重みは全然違うと思うので、僕自身も内容より結果が大事だと思っています。良い準備をしたいです」と抱負を述べた南野は、アンダー時代に日韓戦を経験しているDF中谷進之介(現名古屋グランパス所属)やMF川辺駿(現サンフレッチェ広島所属)がメンバー入りしたことについて「今回の代表では若い選手も増えたと思うし、アンダーで試合をした選手もみんな質が高い。代表の力になる選手たちだと思います。そういった選手たちの特長を生かしつつ、良い試合をしたいです」と述べた。

 2020年の欧州合宿で、日本代表チャンスを作りつつもフィニッシュに課題を抱えた。FWとして結果を求められる南野は、この点をどのように見ているのだろうか。

メキシコ戦は前半にチャンスがあったけど、決めきれず負けた。ワンチャンスを決める重要さをみんなが共有して感じていればいいと思います。僕は攻撃の選手なので、そこにこだわらないといけない。ワールドカップでもそこがものをいう。(30日に行われる2022 FIFAワールドカップ カタールアジア2次予選兼2023 AFCアジアカップ 中国予選のモンゴル代表戦を含めた)今回の2試合でも、そこにこだわってやっていければいいかなと思います」

南野が今冬のサウサンプトン移籍や、25日の韓国戦について語った [写真]=JFA


(出典 news.nicovideo.jp)