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24日、日本代表森保一監督が25日に行われる韓国代表との国際親善試合に向けて前日会見に臨んだ。

2019年11月以来の日本国内で行われる日本代表戦。その相手は、アジアライバルである韓国代表となった。

日本2019年12月に行われたEAFF E-1 サッカー選手権で韓国と対戦。そこから1年3カ月ぶりの対戦となる。

今回は日本での試合開催となったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大がある中で、ヨーロッパプレーする選手も招集している。その選手たちについては「これまで招集させてきてもらった選手たちで、コアなメンバーが今回の活動に参加してくれています。これまでの継続から発展という部分で、ヨーロッパから招集した選手たちにはベストを尽くしてもらいたいと思います」とコメント。さらに「初招集、初代表の選手も多くいるので、彼らにこれまでの活動の経験を伝えたり、一緒にレベルアップできるようなチームを引っ張る行動をしてもらいたいと思います」とし、自身のベストパフォーマンスを出すことに加え、新戦力との連携を図ってもらいたいと語った。

その森保監督だが、韓国戦のメンバーについては「ベストメンバーで試合に臨みたいと思います」とコメント。「そのベストメンバーですが、コンディションのところは昨日全体的に練習をすることができて、今日の練習でまた選手のコンディションを確認した上で、今回のベストということで明日の韓国戦に送り出したいと思っています」と見極めた上でのベストメンバーと語り、「できれば全ての選手に先発で出て欲しいですが、それは不可能なことなので、試合の状況を見ながら、選手の起用を考えたいと思っています」と多くの選手を使いたいことを示唆した。

今回招集されたメンバーの中では、これまで常に呼ばれてきたMF柴崎岳(レガネス)が招集外となっている。ボランチではシュツットガルトプレーするMF遠藤航が中心になると予想されるが「ボランチの部分では、遠藤航は私が監督になってからの日本代表で継続して力を発揮してくれています。チームがやってきたことも経験の中で把握してきていると思います」と評価。「本人の日常でのプレー素晴らしい活躍をしてくれて、自信を持ってまた代表にきてくれていると思うので、これまでの代表での経験、培っているドイツでの経験を今回の活動でも存分に発揮してもらいたいです」と語り、大きな期待を寄せているようだ。

また「柴崎と組むことが多かったですが、今回は絶対的に変わるので、一緒に組む選手とお互いの良さを発揮できるように、関係性を持ってプレーしてもらいたいと思いますし、誰と組んでもできるというところをボランチとして全ての選手に感じてもらえるようにしてもらいたいと思います」とし、コンビとしての良さを発揮してもらいたいと期待をかけた。

さらに「組むボランチだけでなく、チームの中心としてポジション的にもプレーするわけですから、守備の選手ともつながる、攻撃の選手ともつながるという部分で、チームをうまく機能させるために存分に力を発揮してもらいたいと思います」とし、守備面だけでなく攻撃面でもチームの力になってもらいたいと語った。

その他、所属クラブでは出場機会が減少しているブレーメンのFW大迫勇也についても言及。「大迫に関しては、今季の所属クラブでの出場機会という面ではかなり厳しい状況にいると思います。しかしながらトレーニングの情報をとっていますし、23日の練習を見る限りではコンディションはすごく良くて、しっかり練習を積めているなということは確認できました」とコメント。コンディション面の不安はないとした。

一方で、「試合の感覚等々はどうなのかというのがありますが、十分経験を積んできている選手なので、自分のプレーの出し方、チームの中でどうプレーすれば生きるチームを生かせるということは十分表現してくれると思います」とコメント。「招集のポイントは1つだけではなくて、継続したチーム作りというのもありますし、過去と今と未来ということもあります」とし、「今の活躍という旬な部分と、総合的なところで選択していきたいです」と、勢いのある選手と経験のある選手を比べて選ぶとした。

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(出典 news.nicovideo.jp)