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 U-24日本代表DF渡辺剛(現FC東京所属)が24日、オンライン上での取材対応を実施した。

 U-24日本代表は、26日と29日にSAISON CARD CUP 2021のU-24アルゼンチン代表戦を控えている。渡辺は、今回の試合のテーマについて言及。2019年に行われたU-22日本代表ブラジル遠征でブラジル代表に3-2で勝利した時のことを振り返りつつ、以下のように答えた。

「あの時は代表入りたてというか、経験が少なかったので、チームを引っ張っていくよりもついていくイメージでした。チームの中で、個人能力の部分を気にしていた。経験を積み、チームとして結果を出さなければいけないと感じていますし、今は自分がチームを引っ張らないと。そういう立場になりたいと思っています」

「相手FWは大きくて強いので、そういった選手を抑えられることが五輪に向けても大事。しっかり止めて、自分たちの流れを作ることが大事だと思っています」

 南米の強豪であるアルゼンチンと対戦するにあたっては、FC東京で共にプレーするブラジル人選手とのプレー経験が生かされるかもしれない。渡辺は「アダイウトンはスピードパワーディエゴ(・オリヴェイラ)はテクニックと違う個人能力がありますが、まずゴールを狙ってくるという点では共通している。(アルゼンチン戦では)試合の中で相手の特長をつかんでいきたい。FC東京でも、練習でアダイウトンやディエゴにうまく対応できているので」

 いまだ新型コロナウイルスの脅威が過ぎ去っていないなか、五輪開催には批判的な意見もある。アルゼンチンとの2試合で感じてもらいたいことは何だろうか。

「この情勢の中、活動できるのは当たり前のことではありません。サッカーができることに対して、感謝しないといけない。批判や意見があるのも当たり前。受け入れて、できるだけ恩返しというか、五輪をやった方がいいと思ってもらえるような試合を見せないといけないですね。医療従事者の方などへの感謝をプレーする姿勢で示して、少しでも(開催に)賛同してもらえるよう意識を持ってやりたいです」

渡辺が取材に応じ、26日と29日のアルゼンチン戦について語った


(出典 news.nicovideo.jp)