ルーカスバスケス 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンレアル・マドリードのFWルーカスバスケス獲得へすでに交渉を開始しているようだ。23日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在29歳のルーカスバスケスはレアル・マドリードの下部組織出身であり、一度エスパニョールへ完全移籍により加入したものの、2015年夏にレアル・マドリードに復帰。バックアッパーという立場でありながらもこれまでUEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ多くのタイトル獲得に貢献してきた。

 しかし、同選手は今季ここまで公式戦28試合に先発メンバーに名を連ねている一方で右サイドバックとして出場する機会が増加している。ルーカスバスケスとレアル・マドリードの契約期間は今年6月で満了を迎えるが、選手サイドが年俸10%ダウンの3年契約というオファーを拒否したことにより今季終了後に退団するという見方が広まっている。

 また、ルーカスバスケス本人はプレミアリーグでのプレーを望んでおり、代理人がアーセナルトッテナム・ホットスパーコンタクトをとったと伝えられていた。その中、バイエルン首脳陣は今夏フリーでの獲得にむけて代理人と交渉を進めている模様。現時点で合意には至っていないものの、交渉は順調に進んでいるようだ。

 なお、レアル・マドリードは他選手との交渉を優先するものとみられ、ルーカスバスケスに対するオファーの見直しは行わない方針を固めているものとみられる。



(出典 news.nicovideo.jp)