ドイツ代表MFのバスティアン・シュバインシュタイガー氏(36)が、フランクフルトの新スポーツディレクター(SD)の有力候補に浮上しているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

フランクフルトでは取締役兼SDを務めるフレディ・ボビッチ氏が、家族との時間を優先するため、今シーズン限りでの退団を希望している。

先日にはクラブの定例会議の場において、2023年6月30日までの現行契約の早期契約解消を認めないとの決定が下されたが、同氏に対して他クラブからオファーが届いた場合は退団を容認する構えだ。

そして、ここ最近の報道ではヘルタ・ベルリンに移る可能性が濃厚となっており、クラブもボビッチ氏退任に備えて新たなSD候補をリストアップしている。

そういった中、『ビルト』が伝えるところによれば、現時点で有力候補に浮上しているのが、バイエルンドイツ代表のレジェンドであるシュバインシュタイガー氏だという。

2019年メジャーリーグサッカー(MLS)のシカゴファイアーで現役を引退したシュバインシュタイガー氏は、元プロテニスプレーヤーで妻のアナ・イバノビッチさんと2人の息子との時間を大切にしつつ、ドイツテレビ局『ARD』のアナリストとして、ドイツ代表やDFBポカールなどの分析や解説の仕事に携わっている。

その一方で、先日のインタビューでは「私はチームを実際に形成することができ、責任を負うことができるポジションに惹かれている。私自身、成功する方法を理解しているからね」と、クラブフロント業務への関心を認めていた。

現時点ではボビッチ氏の動向を含め、シュバインシュタイガー氏のフランクフルト新SD就任はあくまで可能性の段階の話ではあるが、来シーズンからMF長谷部誠やMF鎌田大地のボスの1人として共に働くことになるのか…。

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(出典 news.nicovideo.jp)