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 バルセロナは会長選挙を再び行う可能性があるようだ。16日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えた。

 バルセロナは今月7日、昨年10月に辞任したジョゼップ・マリアバルトメウ前会長の後任を決める会長選挙を実施。2003年から2010年まで会長を務めていたジョアン・ラポルタ氏が、投票の54パーセントを獲得して新会長に選出された。

 バルセロナの規定では、新理事会は会長選挙から10日以内に、クラブの年間予算の15パーセントにあたる1億2460万ユーロ(約161億円)の保証金をリーグに提示しなければならない。しかし13日、新体制のバルセロナで経済面を担当すると見られていたジャウメ・ジロ氏が新理事会から離脱。その影響もあり、ラポルタ氏はこの資金集めに苦戦しているようだ。

 スペイン紙『アス』などによると、ラポルタ氏は最大でも5000万ユーロ(約65億円)までしかカバーすることができないという。そのため、同氏は期日まで残り24時間を切るなか、カタルーニャの金融機関である『バンク・デ・サバデル』、米国のファンドである『JBキャピタル・マーケット』や『HPSパートナーズ』などと交渉を行っていると見られている。

『アスレティック』によると、バルセロナは17日の午後にラポルタが正式に会長に就任することを期待しているもの、「すべてが順調に進んでいるという立候補者からの確認を待っている」状態だという。バルセロナクラブ規約では、当選した候補者が保証金を提示せずに10日が経過した場合、新たな暫定会長が任命され、新たな会長選挙の準備が開始されることになる。

会長選挙に勝利したジョアン・ラポルタ氏 [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)