サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、バイエルンポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが決めたハットトリックだ。

ドルトムントブレイクを果たしたレヴァンドフスキは、2014年夏にバイエルンに加入。以降、世界屈指のストライカーとしてゴールを量産している。

類稀な得点能力を発揮し、ドイツ絶対王者バイエルンエースとして活躍するレヴァンドフスキだが、2021年3月6日に行われたブンデスリーガ第24節のドルトムント戦では、古巣相手に大活躍を見せている。

開始9分までにドルトムントFWアーリング・ハーランドに2ゴールを許し、0-2とバイエルンハインドの26分、ボックス右に侵入したFWレロイ・サネのクロスレヴァンドフスキが合わせ、1点を返す。

さらに44分、ボックス内でFWキングスレー・コマンが倒されPKを獲得すると、キッカーのレヴァンドフスキがこれを冷静に流し込み、あっさりと同点に追いつく。

最後は、3-2と逆転に成功して迎えた90分、ペナルティーアーク手前でDFアルフォンソ・デイビスのパスを受けたレヴァンドフスキが、ライバルであり、古巣のドルトムントに止めを刺す4点目を挙げ、試合を決めるハットトリックを達成した。

試合は見事な逆転劇を演じたバイエルンが4-2でライバルに勝利している。



チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント全29試合をWOWOWで独占生中継・ライブ配信!
無料トライアルも実施中!
>>無料トライアルはこちら

サムネイル画像


(出典 news.nicovideo.jp)