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ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグ、トッテナムvsディナモ・ザグレブが11日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームトッテナムが2-0で先勝した。

トッテナムは前ラウンドでオーストリアの強豪ヴォルフスベルガーと対戦。初戦を4-0、2ndレグを4-1と地力の差を見せつける余裕の突破となった。今週末のプレミアリーグアーセナルとの重要なノースロンドンダービーを控える中、クロアチア王者との一戦では4-1で快勝した直近のクリスタル・パレス戦からGKロリス、ダビンソン・サンチェスケイン、ソン・フンミンを除く7人を変更。負傷明けのオーリエやムサ・シソコ、デレ・アリ、エンドンベレが起用された。

なお、当初このカードはディナモ・ザグレブのホーム1stレグを戦う予定だったが、セキュリティー上の問題によって同一都市(ロンドン)での同日開催を認めないというUEFAの規則に従い、国内カップ王者のアーセナル2ndレグをホームで戦い、トッテナム1stレグをホームで戦う形に変更された。

引いて構える戦い方が予想されたアウェイチームが前から圧力をかけるアグレッシブな入りを見せたことで、キックオフから数分はバタつく様子を見せたトッテナム

しかし、時間の経過と共に落ち着きを取り戻したホームチームは、オーリエとソン・フンミンが幅を取るサイドアタックを起点にゴールを匂わせる攻撃を見せる。

すると、24分にはケインの縦パスを起点に相手を押し込んでボックス手前でベン・デイビスから短いパスを受けたラメラが巧みなボディコントロールで相手を振り切ってボックス付近まで持ち込んで左足アウトを使った得意のシュートを放つ。これは惜しくも右ポストを叩いたが、こぼれ球をケインが難なく押し込んだ。

エースゴールで幸先よく先制に成功したホームチームは以降も集中したプレーをみせ、主導権を掌握。とりわけ、ラメラの攻守に渡る奮闘が光り、相手にカウンターチャンスを与えず。ケインやソン・フンミンが最後の精度を欠いたことで2点目こそ奪えなかったものの、危なげない試合運びでハーフタイムを迎えた。

後半も集中した入りを見せたトッテナムは50分、ボックス内で仕掛けたエンドンベレが相手DFに足を蹴られてピッチへ倒れ込むが、ここはノーファウルの判定でPK獲得ならず。

この決定機以降、やや攻撃が停滞してきたトッテナムは64分に3枚替えを敢行。デレ・アリ、ラメラ、ソン・フンミンを下げてベルフワイン、ルーカス・モウラ、ベイルピッチに送り込み2列目を刷新。すると、64分にはベイルの絶妙なクロスからベルフワインにいきなり決定機も、ここは相手GKの好守に阻まれる。

それでも、70分には再びエースが決定的な仕事を果たす。エンドンベレからの絶妙なサイドチェンジに反応したオーリエのダイレクトクロスに対してゴール前のDFのクリアが短くなると、これを回収したケインが冷静に切り返してシュートコースを作り出し、相手DFの股間を抜く技ありのシュートを決め切った。

これで勝利に大きく近づいたホームチームエンドンベレ、ケインを続けて下げてホイビュルク、カルロス・ヴィニシウスの投入で試合をクローズにかかる。

その後、絶好調のベイルが得意のFK、ベルフワインのクロスに飛び込む形から2度の決定機に絡むなど、危なげなく試合を締めくくったトッテナムホームで2-0の先勝。クロアチア王者に地力の差を見せつけ、ベスト8進出に大きく近づいた。

そして、公式戦5連勝という最高な形で14日のノースロンドンダービーに臨むことになった。

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(出典 news.nicovideo.jp)