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9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦で、ラウンド16での敗退が決まったユベントスだが、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドのお粗末な守備が非難を受けている。

敵地での1stレグを1-2で落としていたユベントスは、ホーム戦となった今回の2ndレグは1-0で突破が決められる状況だった。しかし、17分にPKを与えてしまい、MFセルジオ・オリベイラのゴールでアウェイゴールを許してしまう。

ユベントスは、これで一気に3点が必要になったが、後半立ち上がりにFWフェデリコ・キエーザのゴールで1点を返すと、63分にもキエーザがヘディングで追加点を奪い、合計スコア2-2のイーブンに。

このまま延長戦に突入し、迎えた延長後半10分に問題のシーンが訪れる。ボックス手前左寄りの位置でFKのチャンスを得たポルトは、セルジオ・オリベイラが奇をてらってグラウンダーのシュートを選択。するとこのシュートが壁に入っていたクリスティアーノ・ロナウドの股の下を抜けてゴールに吸い込まれた。

その後、MFアドリアン・ラビオが3点目を奪ったユベントスだったが、アウェイゴールの差で敗退が決定。2シーズン連続で無念のベスト16止まりとなった。

批判されているのはポルトの決勝点となったFKのシーン。セルジオ・オリベイラのシュートは見事と言うべきだが、この時クリスティアーノ・ロナウドシュートから目を逸らしてしまい、完全に背を向けて股抜きを許してしまっていたのだ。

この結果、GKヴォイチェフ・シュチェスニーも反応が遅れ、なんとか右手で触れるも、弾き返すまでには至らず失点を許してしまった。

ポルトガル代表FWのこのお粗末な守備には、有識者も非難の声を挙げている。イタリアスカイスポーツ』で解説を務めたファビオ・カペッロ氏は「許されないエラー」とし、「壁に入るのであれば怖がって目を背けることなど言語道断」と意見。

同じく解説のリオ・ファーディナンド氏は、ロナウドも含めて壁に入った3人のプレイヤーが誰一人その役割を果たしていなかったことに、「エラーのカタログだ」と容赦ない言葉を送っている。

アンドレア・ピルロ監督は「我々は壁に入る選手を選んでいる。彼らが背を向けることは以前には一度もなかったことだが、もしかしたら彼らにはそこまで危機感がなかったのかもしれない」と試合後に言及している。

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(出典 news.nicovideo.jp)