リバプールのユルゲン・クロップ監督がチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃す可能性について言及している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
今季大不振に陥っているリバプールは4日に行われたプレミアリーグ第29節のチェルシー戦でも敗れ、クラブ史上初となるリーグ戦ホーム5連敗を記録。順位は7位まで下降しており、4位との勝ち点差も開き始めていることから、来シーズンのCL出場権を逃す可能性は高まっている。
7日に行われるプレミアリーグ第27節のフルアム戦に向けての会見に出席したクロップ監督も来季CLに参加できない可能性について言及。難しいシーズンだと認める一方で、たとえCLに出場できなかったとしてもクラブの将来に不安はないと強調している。
「このクラブはCLの常連になれないかもしれない。今年は難しい状況になっていると、誰もが知っている。しかし、CL出場の可能性とクラブの持つ力は全くの別物だ。私は10年前のこのチームを知らないが、現在の我々はこの時代の戦いに向けて準備はできている。今、チームには良い選手が揃っているんだ」
「シーズンには勢いというものがあり、今シーズンはそれを得るのが本当に難しかった。しかし、このクラブは本当に良い立ち位置にいる。今は明らかに厳しい時期だが、他のクラブよりも良い立ち位置にいると言えるだろう」
「私は過去にこのクラブに起こったことを考えてはいなかった。私が言えるのは、誰もがクラブの将来について心配する必要はないということだ」
また、クロップ監督はCLに出られなくなったとしても、選手の去就には影響しないとコメント。また、CLの有無で移籍の決断をする選手は求めていないと語っている。
「我々は選手に忠誠心があると知っている。チームに所属する選手が『CLがないなら出ていく』と言うような状況ではない。そんなことは起こらないだろう。私は彼らを十分に知っているからね」
「クラブはかつてと別の状況にあり、新しい選手が来ても問題にはならない。何年も前から言ってきたが、もし選手が来季のCLがないからと加入したがらないなら、そもそも私はそうした選手に来てほしくはないよ」
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(出典 news.nicovideo.jp)
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