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リバプールレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、大不振に陥る古巣に対して補強を要求している。イギリススカイスポーツ』が伝えた。

リバプールリーグ王者として迎えた今シーズン、記録的な大不振に陥っている。4日に行われたプレミアリーグ第29節のチェルシー戦に敗れたことで、クラブ史上初となるリーグホーム5連敗を喫してしまった。順位は7位まで下降しており、来シーズンチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できる、トップ4の確保も難しい状況となっている。

こうした古巣の惨状に対して、キャラガー氏はホーム5連敗中わずか1ゴールしか決められていない攻撃力の乏しさを指摘。同時に、チェルシー戦でFWモハメド・サラーを交代させたユルゲン・クロップ監督の采配にも首を傾げている。

「彼らはゴールを目指しているように見えない。ゴールを決められないのではなく、そもそもゴールが決まる感じもない。試合残り20分に至っては、リバプールゴールを決めたいという意思すら感じなかったね」

「今のリバプールを見ていると、どうやってゴールを決めるつもりかよく分からない。(モハメド・)サラーの交代は信じられなかったと言わざるを得ないね。リバプールゴールを求めて必死な状況で、トップスコアラーを下げるなんて奇妙だ」

「彼は最高の状態ではなかったが、ボールをあまりキープできなかっただけだ。サラーボールキープするより、ドリブルやゴールが得意な選手だと忘れてはいけない。彼は偉大なスコアラーであり、リバプールに欠けているのはゴールだった。クロップを疑うのは難しいが、あの采配はおかしいと思う」

また、キャラガー氏はリバプールが改善するためには、今夏の補強が必要だと断言。プレッシングが機能しない以上、チャンスメイクできる選手の確保を求めたいと語っている。

「守備については、ファン・ダイクジョーゴメスが戻ってくる。しかし、攻撃陣については言い訳できないだろう。ケガ人が少ないにもかかわらず、中盤より前の6人は十分なものを見せていない。確かにファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンはいないが、彼らは中盤でもより守備的だ。来季はどうやってゴールを決めるのか、心配になるね」

「ジオゴ・ジョタは助けになるだろう。しかし、リバプールはよりゴールを決めるため、移籍市場で何か大きなことをしなければならない。クロップは以前、自分たちのプレッシングはどんな10番よりも優れていると言っていたが、今の姿を見ると彼らには10番が必要だ。そのプレッシングが機能していないんだからね」

「相手に深い位置で守られた時、今のリバプールにはライン間にパスを出す選手がいない。以前、彼らにはフィリペ・コウチーニョがいたが、彼が去ってしまい別の戦い方を構築した。しかし、リバプールには今まさにコウチーニョのようなタイプが必要だと思う」

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(出典 news.nicovideo.jp)