イングランド代表FWピータークラウチ氏が、トッテナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリの現状を嘆いた。イギリスデイリーメール』が伝えている。

トッテナムの中心選手としてプレーしてきたデレ・アリは、今シーズン出場機会が激減。苦しい立場に立たされていたものの、先月に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグのヴォルフスベルガー戦に先発出場すると、1ゴール2アシストの大活躍。しかし、続くプレミアリーグ第26節のバーンリー戦では24分のみの出場に留まっていた。

シーズン開幕前にはパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍も噂されるなどし、難しいシーズンを多くっているデレ・アリ。トッテナムのOBであり、現在は解説者を務めるクラウチ氏は、デレ・アリのこういった現状について変化を求めた。

「ヴォルフスベルガー戦はスタジアムで見ていたんだ。彼は目を輝かせていたし、ハングリーに見えた。確かに、対戦相手はあまり強くなかったが、クオリティが光っていたし、彼がいかに優れているかを思い知らされた」

「だから、昨日彼が不満を持っていたのは理解できる。彼は今シーズンプレミアリーグで7試合の出場しかなく、あのクラスの選手としてはあまりにも多く欠場している」

「彼は腐ったままにしておくべきではないし、目的もなく漂っているだけのキャリアを送るべきではない」

「我々はチームの内部で何が起こっているのかを知ることはできないし、ジョゼ・モウリーニョがなぜこのような決断を下しているのかを尊重しなければならない。しかし、デレはバーンリー戦でベンチにいたことで完全に落ち込んでいただろう」

また、4-0で圧勝したバーンリー戦で高い得点力を見せつけた攻撃陣については「ベイルは我々が知っている姿に見えた。ハリー・ケインとソン・フンミンも燃えていた」とコメント。その攻撃陣にデレ・アリを組み込むシステムを提案した。

「そこにデレを加えれば、この国のどのチームよりもエキサイティングな前線4枚が揃うことになる。彼がまたチャンスを得られることを願っている」


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(出典 news.nicovideo.jp)