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 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、同クラブに所属しているイングランド代表FWカラムハドソン・オドイについてコメントした。イギリスメディアスカイスポーツ』が20日に伝えている。

 プレミアリーグ第25節が20日に行われ、チェルシーは敵地でサウサンプトンと対戦した。序盤からボールを握りながらも決定的なチャンスをつくり出すには至らず、33分には日本代表FW南野拓実に先制ゴールを許した。後半に入るとイングランド代表MFメイソン・マウントのPKで同点としたものの、勝ち越すことはできず。リーグ戦の連勝は「4」でストップしていた。

 同試合でオドイはベンチスタートとなったものの、後半開始と同時にイングランド代表FWタミー・アブラハムとの交代でピッチに立った。しかし、76分にはモロッコ代表MFハキム・ツィエクとの交代を命じられ、わずか31分間でベンチに下がることとなった。トゥヘル監督はその理由について「負傷の関係で交代させたわけではない」と明言。以下のように続け、オドイのパフォーマンスが自身の求めるレベルに達していなかったと主張した。

「彼の姿勢やエネルギーカウンタープレスに不満があったからだ。なかなかチャンスをつくり出せない試合では、カウンタープレスでミスを生じさせ、セカンドボールを拾って攻める必要がある。そしてそのためには、高いプレスの強度が求められる。今日のカラムはそれができていないと感じた。彼はプレスの機会を逃していたし、簡単なボールロストも多かった。明らかゲームに入れていなかった」

「だから、今日は難しい決断を下した。私たちの間にわだかまりがあるわけではない。明日になれば、今日のことは忘れて、アトレティコ・マドリードとの一戦に向けて準備することとなる」

「彼がミスをするのは全く気にしていない。けれども、5%でも10%でもエネルギーを欠くことは許されない。私は彼がチームに何を与えられるのかを知っている。だからこそ、彼のことを非常に信頼しているんだ。この考えが揺らぐことはない。彼が私の求めるレベルに達していないのであれば、今日のような決断を下すことだってある」

オドイは後半頭からピッチに立つも、31分間のプレーで交代に [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)