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 パリ・サンジェルマンPSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペは、かつてライプツィヒへの移籍に迫っていたようだ。17日、ドイツメディアスカイスポーツ』が伝えている。

 現在PSGで大活躍するエンバペだが、モナコの下部組織に在籍していた16歳の時、ライプツィヒに加入する可能性があったという。

 ライプツィヒ2012-2013シーズンからスポーツディレクター(SD)、2015-2016シーズン2018-2019シーズンに監督を務め、現在は無所属となっているラルフラングニック氏が『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、SDを務めていた時代にエンバペの獲得に迫っていたことを明かしている。

 ラングニック氏はエンバペの獲得交渉をするためにパリで同選手の両親と面会したようで、「彼はまだプロと同じ練習もしていなかったし、まだ16歳だった。我々は素晴らしい会話をし、ウパメカノ同様に早い段階からリストアップしていた」と当時を振り返った。来季からバイエルンに加入することが決まったフランス代表DFダヨ・ウパメカノ同様に獲得を検討していたという。

 結局、移籍が実現することはなかったが、ラングニック氏は以下のように説明している。

「彼の父親は私に、彼の成長のためには監督がとてつもなく重要だと言ったんだ。もし私がライプツィヒの監督に就任すると言っていれば、エンバペライプツィヒに移籍しただろう。だが、その時が来たときには、エンバペはすでにプロでの最初の試合に出場し、ゴールを決めていた。残念ながら彼をライプツィヒに連れてくるには遅すぎたんだ」

 1998年まれのエンバペ2013年7月にモナコの下部組織に加入すると、2015年12月トップチーム昇格を果たし、同月2日、リーグ・アン第16節のSMカーン戦でトップチームデビューを果たした。

ライプツィヒ加入の可能性があったキリアン・エンバぺ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)