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サウサンプトンは3日、前日のマンチェスター・ユナイテッド戦での敗戦に関連してSNS上に投稿されたスイス人MFアレクサンドレ・ヤンケビッツへの人種差別的な表現に対して怒りの声明を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

19歳のヤンケビッツは2日に行われたプレミアリーグ第22節のユナイテッド戦で先発出場。この試合がプレミアリーグで記念すべき初スタメンとなったが、開始わずか1分半のところでイーブンのボールに反応すると、相手MFスコット・マクトミネイのヒザに足裏を向けたタックルを見舞い、主審から即座に一発退場を命じられていた。

これにより、試合のほぼすべてを数的不利で戦うことになったサウサンプトンはユナイテッドの攻撃を防ぐ術がなく、0-9という記録的なスコアで大敗。試合後には、キックオフ直後に趨勢を決めてしまったヤンケビッツに大きな批判が浴びせられていたが、その一部には人種差別的な恥ずべき表現も確認されていた。

これを受けて、サウサンプトンは3日に公式声明を発表している。

サウサンプトンではいかなる形の差別も決して許されない。我々のクラブはその考えに誇りを持っており、そのような忌まわしきもの、そして古びた道徳規範に落ちぶれてしまうサポーターは、サウサンプトンサポーターとして、あるいはサッカーに関わる別の場所でも歓迎されません」

クラブは、サッカーを特別なものにしている多様性を認識し、世界中の選手、スタッフサウサンプトンファンサポーターを守るために、このような人々をスポーツコミュニティから排除するために日々戦い続けます」

クラブはすべての差別的なメッセージをハンプシャー警察に伝えており、彼らが私たちのサッカーコミュニティから永久に排除できることを望んでいます」

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(出典 news.nicovideo.jp)