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 ギリシャ1部のPAOKは27日、MF香川真司の加入を発表した。背番号は「23」に決定している。

 現在31歳の香川は2006年セレッソ大阪デビューし、在籍4年半で公式戦127試合に出場。2010年夏にドルトムントへ完全移籍すると、2010-11シーズン2011-12のブンデスリーガ連覇に貢献した。2012年夏にはマンチェスター・Uへと完全移籍し、1シーズン目にプレミアリーグ制覇を経験。しかし、監督交代の影響もあって出場機会を失い、2014年1月に完全移籍でドルトムントに復帰した。

 ドルトムント復帰後は再び主力となったが、徐々に出場機会を失い、2018-19シーズンの後半戦にはトルコ1部のベシクタシュへと期限付き移籍。2019-20シーズンレアル・サラゴサへと完全移籍した。2019-20シーズンリーガ・エスパニョーラ2部では31試合に出場し、4ゴールを記録して3位フィニッシュに貢献。しかし、チームは昇格プレーオフで敗れて2部に残留すると、今季はメンバー外が続き、昨年10月2日に双方合意での契約解除が発表されていた。

 無所属となった香川には古巣のC大阪をはじめ、国内外の様々なクラブからの関心が報じられていた。だが、本人は先月に自身のSNSで国内復帰を否定。「自分として欧州でまだやるべき事がある。ここ数週間の中で自分なりの決断を欧州で出来ればと思っています」と、引き続き欧州でのプレーを望んでいることを明かしていた。

 新天地のPAOKは、エーゲ海に面したギリシャ北部の都市テッサロニキを拠点とするクラブで、1926年に創設された。1927-28シーズンから始まったギリシャ1部リーグに初年度から参戦しており、オリンピアコス、パナシナイコスとともに1度も2部降格を経験したことがない。リーグ2018-19シーズンなど通算3回優勝。カップ戦は2017年から2019年にかけての3連覇など通算7回制している。

 2020-21シーズンチャンピオンズリーグ予選3回戦で敗退し、ヨーロッパリーグ本戦ではPSVオランダ)、グラナダ(スペイン)らと同居したグループで3位となり敗退。一方、国内リーグでは18試合を消化した時点で勝ち点「36」の4位につけている。

香川真司の新天地がPAOKに決定 [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)