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柏レイソルからポルティモネンセに完全移籍したGK中村航輔(25)が、入団会見に臨んだ。

中村柏レイソルの下部組織出身で、2015年に武者修行に出たアビスパ福岡で好パフォーマンスを披露。その後柏に復帰すると正守護神となり、日本代表にも選出されていた。

2020シーズンはケガの影響もあり出場機会は限られていたが、この度ポルティモネンセへと完全移籍することが決まった。

入団会見に臨んだ中村は移籍を決めた理由について問われると、「ポルティモネンセが早くから私のことを獲得したいとオファーをいただいて、その情熱と、ポルティモネンセというクラブは日本でも有名なクラブですので、そこで決めました」とコメントし、チームからの情熱を感じたことを挙げた。

ポルティモネンセには日本代表DF安西幸輝が所属。また、シーズン途中まで日本代表GK権田修一(清水エスパルス)が在籍したほか、過去には日本代表MF中島翔哉(ポルト)や元日本代表FW金崎夢生(サガン鳥栖)、2020シーズンベガルタ仙台プレーしたFW西村拓真(CSKAモスクワ)もプレーした経験がある。

チームメイトチームを知る日本人がいる中でアドバイスをもらったかという質問には「安西にも連絡して、とても良いクラブだと言っていました。権田選手にも連絡して、たくさんのサポート、今後も何か聞きたいことがあれば聞いて欲しいと言ってくれました」とコメント。2人が後押しした影響もあるようだ。

また、2020シーズンまで浦和レッズプレーしていたDFマウリシオ、MFエヴェルトン、FWファブリシオとJリーグを知る選手も多い状況。チームに合流してから感じたことについては、「素晴らしい監督とスタッフチームメイトが居る中で、良いクラブに来たなという印象を持っています」と、ポルティモネンセの良さをすでに感じていると明かした。

中村はここからポジションを争うこととなり、自身としては日本代表への復帰なども目標となってくる。ポルティモネンセに加入した上での目標について問われると「サムエルリカルド(・フェレイラ)は本当にファンタスティックプレーヤーで、それも事前に聞いていたし、練習でもサポートしてくれますし、本当に素晴らしい選手です。GKとして団結してチームの勝利に向かっていきたいです」とGKチームの一員としてチームの力になりたいと語った。

ポルティモネンセは現在プリメイラ・リーガで13試合を終えて勝ち点11で最下位。しかし、残留圏との勝ち点差は1とまだまだ巻き返せる状況だ。

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(出典 news.nicovideo.jp)