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サッカープレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回はバイエルンの元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが記録したアシストだ。


バイエルンの下部組織出身のミュラー2008年ファーストチームデビュー生え抜きの主力として活躍し、公式戦557試合に出場して208ゴール203アシストを記録している。

既存のポジションにとらわれない流動的なポジション取りとゴールへの嗅覚で、決定的な仕事に絡むことを得意とするミュラーだが、2019-20シーズンアシストを量産。2020年6月6日に行われたブンデスリーガ第30節のレバークーゼン戦では、リーグ記録を更新するアシストを記録している。

3-1とバイエルンリードで迎えた66分、MFヨシュア・キミッヒのパスをボックス内で受けたFWセルジュ・ニャブリが中央にパスを送る。このパスは相手にブロックされるも、そのこぼれ球をボックス外で拾ったミュラーがそのまま柔らかいクロスを上げる。このパスに後方からFWロベルト・レヴァンドフスキが走り込みながら頭で合わせ、豪快な追加点を挙げた。

この試合で既に1アシストを記録していたミュラーは、このアシストブンデスリーガの1シーズン最多アシスト記録を更新する20アシスト目をマーク。さらにリーグ最終節でも1アシストを決め、リーグ記録を21まで伸ばしている。

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(出典 news.nicovideo.jp)