チェルシーを率いるフランク・ランパード監督は同クラブの下部組織に誇りを持っているようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
ランパード監督自身はウェストハムの下部組織出身で、1995年にトップチーム昇格を果たし、その後2001年から2014年までチェルシーで活躍した。ランパード監督は、かつてチェルシーの下部組織に在籍したイングランド代表MFデクラン・ライスについて触れ、クラブの下部組織について言及した。
現在21歳のライスはチェルシーの下部組織出身で、2013年、14歳のときにウェストハムの下部組織に加入した。2017年にトップチームを果たすと、ウェストハム一筋で活躍。昨季はプレミアリーグ全38試合に出場し、クラブの年間最優秀選手賞に選ばれた。また、2019年3月からはイングランド代表でも活躍し、国際的に注目を集める選手へと成長を遂げた。
ランパード監督はライスの能力を高く評価しつつも、当時14歳の同選手をクラブが手放してしまったことについてはまったく後悔はしていないようだ。同監督はライスとチェルシーの下部組織について以下のようにコメントしている。
「デクランはウェストハムとイングランドにとって素晴らしい選手だ。だから、後悔しているかどうかという話はたくさんあるし、それは選手の個性の強さを示している。我々の側から見れば、『後悔』という言葉は使わないだろう。我々のアカデミーは世界で最高のものの一つであり、ファーストチームを見ると、我々が輩出した選手たちがいる」
「それは簡単なことではないんだよ。選手を選ぶのは正確な科学ではないが、アカデミーのスタッフはここで見事にやってくれている。デクランがウェストハムで素晴らしいキャリアのスタートを切ったことについては個人的に評価している」
(出典 news.nicovideo.jp)
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