リーガ・エスパニョーラ第19節が15日に行われ、レアル・マドリードとアスレティック・ビルバオが対戦した。
両チームは来年1月にスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)が控えているため、日程がかぶる第19節がミッドウィークに前倒しで行われた。レアル・マドリードは第13節を終えて1試合未消化ながら、7勝2分3敗で3位。アスレティック・ビルバオも1試合未消化で、4勝2分6敗で13位につけている。
試合は開始13分、ラウール・ガルシアがトニ・クロースへのファールで2枚目のイエローカードを受けて退場。アスレティック・ビルバオは立ち上がりから10人での戦いとなった。数的優位のレアル・マドリードは前半アディショナルタイム1分に先制。トニ・クロースがペナルティエリア前中央でヴィニシウス・ジュニオールの落としをダイレクトで叩き、ゴール右隅にシュートを突き刺した。
1点ビハインドで折り返したアスレティック・ビルバオは52分、アンデル・カパが自陣からドリブルで持ち上がり、オスカル・デ・マルコスとのワンツーでエリア中央に抜けてシュート。これはGKティボー・クルトワのセーブに阻まれたが、こぼれ球をカパが自ら押し込んで同点に追いついた。
だが、レアル・マドリードは74分、右CKのショートコーナーを受けたダニエル・カルバハルがクロスを上げると、中央のカリム・ベンゼマがヘディングでゴール右隅に叩き込んで勝ち越しゴールを挙げた。
後半アディショナルタイム2分には逆にピンチを迎え、ミケル・ベスガにエリア内へ抜け出されたが、GKクルトワが好セーブで阻止。すると、直後のカウンターでベンゼマがエリア内へ抜け出し、ダメ押しゴールを決めて勝負あり。レアル・マドリードが競り勝ち、3連勝を飾った。敗れたアスレティック・ビルバオは4試合未勝利(2分2敗)となった。
次節、レアル・マドリードは20日にアウェイでMF乾貴士が所属するエイバルと、アスレティック・ビルバオは18日にホームでFW岡崎慎司が所属するウエスカと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 3-1 アスレティック・ビルバオ
【得点者】
1-0 45+1分 トニ・クロース(レアル・マドリード)
1-1 52分 アンデル・カパ(アスレティック・ビルバオ)
2-1 74分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
3-1 90+2分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
(出典 news.nicovideo.jp)
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