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ドイツサッカー協会(DFB)は11月30日に声明を発表し、ヨアヒム・レーブ代表監督への信頼を改めて強調している。

2006年ドイツワールドカップ(W杯)終了後、ユルゲン・クリンスマン前監督の辞任に伴い、ヘッドコーチから昇格する形でドイツ代表指揮官に就任したレーブ監督。ここまで14年の長期政権を築いてきたが、今月行われたUEFAネーションズリーグスペイン代表に0-6で大敗したことをきっかけに、風向きが変わっていた。

DFBは30日にレーブ監督の続投について電話会議を開き、フリッツ・ケラー会長や代表マネージャーオリバー・ビアホフ氏、そしてレーブ監督との話し合いの末、このまま続投することを決定。実行委員会は「コーチングスタッフの質の高い仕事、チームと監督の完全な関係性、そして現在までの道のりと将来の方針についての明確なコンセプトこそが重要であることに同意した」として、レーブ監督の長年にわたるチーム作りへの信頼を強調した。

また、スペイン戦の敗戦に関しては「大きな失望だった」としながらも、「1試合のみでチームコーチ陣のパフォーマンスを判断できないし、してはならない」とコメント。さらには「2021年ユーロに向けて、その参加資格、ひいてはネーションズリーグリーグAに留まり、カタールW杯予選の抽選ポット1に入るなど、重要な目標はすでに達成されている」ことから、大きな問題ではないと判断したようだ。

結果的に続投で決着がついたレーブ監督。2018年5月に更新された現行契約は2022年カタールW杯までとなっているが、DFB2024年のユーロまでの延長も視野に入れているようだ。

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