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今夏のバルセロナ退団騒動を経て、残留を決意したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだが、クラブで自身を取り巻く状況に嫌気が差しているようだ。スペインマルカ』が報じている。

今夏の移籍市場でバルセロナ退団の意向を示したものの、法外な契約解除条項もネックとなり、最終的に下部組織時代から慣れ親しむクラブにとどまることを決心したメッシ。ここまで公式戦10試合で6ゴール4アシストの数字を収め、変わらずの存在感を解き放っている。

しかし、今季からロナルド・クーマン新体制を発足したチームは安定感を欠いた戦いが続いており、周囲からの雑音も多々。先日、フランス代表FWアントワーヌグリーズマンの元代理人であるエリック・オルハッツ氏は同選手が苦しむ理由としてメッシの名を挙げ、批判した。

アントワーヌメッシがすべてを牛耳るという深刻な問題に直面したクラブに行った。彼は皇帝であり、君主。アントワーヌの到着を良く思っていなかった。メッシの態度は嘆かわしいものだ」

そうしたなか、今月のアルゼンチン代表活動からスペインに帰国したメッシバルセロナの空港で報道陣に囲まれ、物議を醸すオルハッツ氏のコメントに対する反応を求められると、「僕はいつも(クラブの)すべての問題を自分の責任だと背負わされるのに疲れた」と話したという。

また、「それに加えて、15時間ものフライト後、税務当局が僕を待っていたんだ。狂っているよ」と自身の脱税を疑う税務局関係者にもぼやき、苛立ちの様子を隠さなかったようだ。

今季もバルセロナプレーしているとはいえど、契約が来夏に失効する状況のメッシ。今も引き続きマンチェスター・シティ移籍の憶測が飛び交い、今後の動向が読めないバルセロナの大エースだが、今回の発言は退団の可能性を再びクローズアップさせるものになりそうだ。

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