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 日本代表を率いる森保一監督がオンライン会見に臨み質問に応じた。

 日本代表11月13日パナマ代表戦、17日のメキシコ代表戦に向けてオーストリア、グラーツで合宿を行っている。初日を終えた森保監督は、「まずは10月の活動ができ、11月も世界的なコロナの情勢を考えたとき、代表活動ができるためにはいろいろな方の尽力がある。感謝して、活動していきたい。10月の活動を踏まえ、我々が常にレベルアップを目指しているということを確認して、キャンプに臨みたいですし、ベースの部分を必ず確認しながら、というところで、所属チームと代表でプレーするとき、迷いなくプレーできるように整理して、練習、試合に臨んでもらえるようにしたいと思っています」とキャンプの持つ意味や取り組みについてコメントした。

 10月も9日にカメルーン戦(△0-0)、13日にコートジボワール戦(〇1-0)と2戦をこなしたが先月と比べて同監督は「今回もコロナの感染拡大の情勢を考えたとき、中止も覚悟しないと、と思っていました。これからトレーニングしながら試合へ準備をするが、宿舎では少しでも安全に過ごせるように感染対策をしっかりしながら過ごしていきたい。我々だけで試合ができるわけではないので、ひょっとしたら難しくなることも考えておかないといけないと思っている。我々にできることは日々、最善の準備を試合に向けて続けていくこと。最後の可否、どうなるかはその時の決定にしたがって、しっかり準備していきたい」と目の前のトレーニングに集中している。

 2試合の起用法について「まずは選手のコンディションを見て決めます。前回の活動でも全員を使ってあげられることはできませんでしたが、少しでも多くの選手を試しながら、2試合できれば」と固定しないことを明言。戦術については「オプションは広げたいと思っているが、戦う上でのベース部分を試合でどれだけ発揮できるかが大切だと思っています。選手は所属チームに戻っていくし、まずは戦術のギャップが代表とチームで違いがあると思うので、ベースの確認に時間をかけながら、ベースを広げていくことを考えています」とクラブと違いトレーニング期間が短い代表での活動の指針を語った。

 また、追加招集された奥川雅也(ザルツブルクオーストリア)は「厳しい環境の中でタフに戦っていると思います」「得点に絡める。昨季も2ケタにはいかなかったが、得点を取っているし、アシストもできている。ゴールに向かってプレーできることが特徴」と評価。“前の方”での起用を想定していると明かし、「まずは自分の特長である得点に絡む部分を発揮してもらいつつ、チームに何ができるかを考えてやってもらいたい」と期待を寄せた。

森保監督が会見に出席した


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