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サッカープレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回はミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチパリ・サンジェルマンPSG)時代に決めたアシストだ。


世界屈指のストライカーとして、イタリアスペインフランスイングランドビッグクラブを渡り歩いたイブラヒモビッチ。“優勝請負人”として各国リーグで多くのタイトルを勝ち取った。

優れたパワーテクニックを活かして得点を量産するイブラヒモビッチだが、PSG時代の2013年9月25日に行われたリーグ・アン第7節のヴァランシエンヌ戦では、華麗なアシストを記録している。

0-0で迎えた前半アディショナルタイムの47分、自陣中央で相手のパスを奪ったイブラヒモビッチがドリブルを開始し、カウンターを発動させる。プレスに来た相手を跳ね飛ばし、独走態勢に入るとそのままボックス付近までボールを運んでいく。

ペナルティーアーク手前まで来たところで、裏へ走り出すFWエディンソン・カバーニへ絶妙のスルーパスを送ると、カバーニがこのパスをボール左下にダイレクトで沈め、見事な先制点となった。このゴールがこの試合唯一の得点となり1-0でPSGが勝利している。

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