(出典 www.theworldmagazine.jp)



来年1月の移籍市場で再オファーをし、シーズン終了後に“0円移籍”も視野か

 バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今夏の退団騒動の末に残留を決断し、下部組織時代から所属するクラブのために戦っている。しかし、その一方で常に移籍の噂が立っているマンチェスター・シティが、冬の移籍市場での獲得に再チャレンジする意向があるようだ。

 スペイン紙「マルカ」が英紙「デイリー・テレグラフ」の記事を引用した形として伝えるところによると、メッシバルサの契約満了は2021年6月末までとなっており、同年1月にオープンする移籍市場において他クラブと条件について話し合いの場を持つことができる。そのなかでシティはオファーの準備を進めていて、シーズン終了後に“移籍金ゼロ”で本拠地エティハド・スタジアムに移る可能性が出てくる。

 シティが狙いを定めているのは、バルサの不確定な状況についてだ。ジョゼップ・マリアバルトメウ会長の辞任を受けて、クリスマス付近に会長選を行われることになっているが、新型コロナウイルス禍によって財政面で深刻な状況にもある。それだけに資金力に優れるシティがメッシ獲得レースリードしうる状況となるのは否定できない。

 シティのCOOであるオマル・ベラダ氏は以前から「彼は世界最高の選手だ。どんなクラブも彼をチームに加入させる可能性を考えたい。レオがバルサを離れ、可能性があるならば、彼と契約する選択肢を模索できるだろう」とメッシ獲得への意欲を隠していない。果たして一度は残留を決めたメッシだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティの誘いに乗る日が来るのだろうか。(Football ZONE web編集部)

バルセロナのFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】


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