サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。
『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はアトレティコ・マドリーのウルグアイ代表FWルイス・スアレスがバルセロナ時代に決めたゴールだ。
オランダでの欧州デビューを経て、リバプールで世界屈指のストライカーとしてブレイクを果たしたスアレス。2014年夏にバルセロナに引き抜かれると、主力の1人としてゴールを量産した。
抜群のスキルと天性のセンスで相手DFを翻弄するスアレスだが、2016年1月27日に行われた、コパ・デル・レイ準々決勝のアスレティック・ビルバオとの2ndレグでは、美しい連携からゴールを決めている。
前半にビルバオに先制を許し、0-1とバルセロナのビハインドで迎えた53分、ブロックを作って守りを固めてくる相手に対して、相手陣内中央付近でボールを持ったMFセルジ・ロベルトが相手最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送る。
完璧なタイミングで裏へ動き出したFWリオネル・メッシがパスを受け、ボックス内に侵入すると、ゴール前へ横パス。走り込んだMFイバン・ラキティッチがダミーとなり相手を引きつけながらパスをスルーすると、ファーポストでスアレスがこれに合わせ、見事な同点弾となった。
このゴールで硬いビルバオディフェンスを崩し追いついたバルセロナ。終盤に勝ち越しに成功し、3-1と逆転勝利を収めている。
(出典 news.nicovideo.jp)
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