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 アーセナルのミケル・アルテタ監督が先日プレミアリーグメンバーから外された元ドイツ代表MFメスト・エジルについて言及した。21日、イギリスメディアBBC』が伝えている。

 2021年夏までの契約となっているエジルは現在32歳。2013年に当時のクラブ史上最高額でレアル・マドリードから移籍して長年にわたり活躍してきたものの、今年の3月7日以来アーセナルの公式戦で1分もプレーしておらず、ヨーロッパリーグメンバーからも外されていた。エジルはこれまでアーセナルで公式戦254試合に出場。チーム最高給を受け取っているとされている同選手だが、2年前に契約を更新して忠誠を誓ったエジルにとっては辛い8シーズン目になりそうだ。

 アルテタ監督は「これまでも本当に公平だったから私の良心は冷静だよ」とした上で、「私の側から言えることは、これはただフットボールの決定事項だということ。彼とのコミュニケーションレベルは非常に高く、我々はお互いに何を期待しているのか知っているよ」と語り、エジルとの関係性について言及した。

明らかにあの次元の選手は、彼の周りで起こるすべてのことが大きな影響力を持っている。過去8年間もそうだし、今に始まったことではない。たくさんのことがこの8年間に起こった」

「私の仕事はすべての選手からベストを引き出し、チームパフォーマンスに貢献することだよ」

「(すべての選手からベストを引き出すという点で、エジルに関して)私は失敗したと感じている。私はチームのために最高のメストを望んでいる。そして、何度か私はそれに近づくことができたが、今私はそうすることはできなかった。私は彼をチームから外すという決断を下さなければならなかったんだからね」
 

アーセナルのエジルとアルテタ監督 [写真]=Getty Images


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