サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。
今回は元フランス代表FWのダビド・トレゼゲ氏がユベントスで記録したアシストだ。
モナコでのブレイクを経て、2000年にユベントスに加入したトレゼゲ氏は、2010年に退団するまで同クラブで公式戦320試合に出場し、171ゴールを記録。多くのトロフィーを勝ち取った。
典型的なストライカーとしてゴール前で強さを見せたトレゼゲ氏だが、2001年5月11日に行われたセリエA第30節のフィオレンティーナ戦では、空中戦の強さを活かした見事なアシストを決めている。
0-0で迎えた24分、右サイドでボールを持ったDFアレッサンドロ・ビリンデッリがボックス内にクロスを上げる。少し長めになったこのボールにファーサイドで追いついたトレゼゲは、シュートブロックに来る相手を嘲笑うかのように、冷静にヘディングで後方のジダンに落とすと、ジダンがこれを冷静にゴール右下に沈め、見事な先制ゴールとなった。
このゴールで主導権を握ったユベントスは、試合に3-1で快勝している。
(出典 news.nicovideo.jp)
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