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1位はバルセロナから加入したビダルの年俸7億8000万円

 イタリアセリエAは現地時間5日に移籍市場が最終日を迎え、各クラブの陣容が固まった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」はシーズン恒例の年俸に関するランキングを伝え、セリエAへの新加入選手はユベントスインテルの両クラブが年俸トップ5を独占した。

 今回の移籍市場では、新型コロナウイルスの影響で各クラブが減収していることもあり、リーグ年俸ランキングトップ10入りを果たす新加入選手がいなかったことが一つのトピックになった。

 それでも、昨季にリーグ9連覇を果たしたユベントスと、アントニオ・コンテ監督が就任してリーグ2位と現実的な優勝争いをするところまで復活したインテルの両クラブが、新加入選手の高額年俸ランキングでも上位を独占した。

 2位タイに500ユーロ(約6億円)で4人が並んだランキングでは、ユベントスアトレティコ・マドリードから加入したスペイン代表FWアルバロ・モラタ、フィオレンティーナから加入のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ、バルセロナから加入のブラジル代表MFアルトゥールの3人が並んだ。

 一方のインテルでは、昨季まで2シーズンドルトムントプレーし、保有権自体はレアル・マドリードから獲得となったモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが2位タイにランクイン。そして、バルセロナから獲得したチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが650万ユーロ(約7億8000万円)の年俸で、セリエA新加入選手のランキング1位となった。

 バルセロナからセリエAに移籍する形になった2人は年俸の高さからもチームの中盤に多くをもたらすことが期待される。さらにハキミとモラタも国外クラブから移籍の外国籍選手という共通点があるなかで、キエーザは国内移籍かつイタリア代表の選手。セリエA絶対王者に君臨するユベントスで、その年俸額に値するだけのプレーを見せられるかは注目されるところだ。(Football ZONE web編集部)

(左から)アルトゥール、ビダル、モラタ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)