(出典 www.soccer-king.jp)



サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、元ドイツ代表FWマリオゴメス氏がバイエルン時代に決めたハットトリックだ。


ゴメス氏は、シュツットガルトの下部組織出身で、2005年7月にファーストチームに昇格。2009年7月にバイエルンへ加入した。

ブンデスリーガでは通算328試合出場170ゴール45アシストを記録したゴメス氏だが、2011年9月10日に行われたブンデスリーガ第5節のフライブルク戦ではハットトリックを達成している。

まずは8分、相手DFライン裏に抜け出したMFトニ・クロースの完璧なお膳立てをゴメスが右足で沈め、幸先よく先制に成功する。

バイエルンはその後もゴールを重ね、3-0で前半を折り返すと、52分には左サイドを突破したMFフランク・リベリ折り返しゴメスが左足で合わせる。

さらに直後の55分には、相手のクリアボールゴメスの足に当たってそのままゴールへと吸い込まれるラッキーな形で、ハットトリックを達成した。

ゴメスはその後PKも沈め、4ゴールの大活躍でチームの大勝に貢献してみせた。

このシーズンゴメスは、公式戦52試合に出場し41ゴール7アシストと、キャリアハイの成績を残していた。

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