かつてアーセナルで期待される存在だったにニクラス・ベントナー。
32歳になった彼は今年1月にコペンハーゲンを退団して以降、パートナーとリアリティ番組に出演するなどプレーから遠ざかっている。
そのベントナーが『Guardian』のインタビューで「プロ選手として、人としての道を見失ったわけ」などについて語った。
コペンハーゲン近郊のアマー島で育った生い立ちや古巣アーセナルなどについてはこう述べている。
ニクラス・ベントナー
「アマー島は労働者階級向けなので、コペンハーゲンの人達からは常に見下されてきた。
下水道システムのせいで糞の島と呼ばれている(1970年代まではトイレの廃棄物を捨てるために使われていたため)。
かなり厳しい地域だけど、アマー島の人達はお互いに助け合っている」
「(新型コロナのパンデミックが発生した時、中国からのオファーを受け入れる寸前だった)。
息子が生まれたことや彼と一緒に時間を過ごすことを除けば、サッカーをプレーすること以上に喜びを得られるものはない。
コロナによって今はそれが難しい。
選手として何があったら(オファーがあったら?)、それを見定める。もしなければ、次のチャプターへの準備をする。
(監督になるのが)今の野望だ。12月からマネージメント講座を始める。
まずは試験を受けなくてはいけないが、幸運にもサッカー界には経験を貰えるいい友人たちが大勢いる」
「見ることができるアーセナルの試合は全て見ている。まだアーセナルをチェックしているよ」
そのベントナーがアンドレイ・アルシャヴィンとのコンビでゴールを奪ったシーンがこれ(以下動画10秒~)。
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また、ベントナーは選手時代にともにプレーした経験があるアーセナルのミケル・アルテタ監督についてもコメント。
同僚として嫌な気持ちにさせられたことは一度もなく、「コミットメント、決断力、リーダーシップには何の疑いもない。(当時から監督への道を)歩んでおり、アドバイスを求められる人間だった」と絶賛している。
(出典 news.nicovideo.jp)
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