(出典 www.football-zone.net)



サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが決めたフリーキックだ。


2015年に加入したユベントスエース級の活躍を続けるディバラ。2017-18シーズンからは、ロベルト・バッジョ氏やアレッサンドロ・デル・ピエロ氏らが背負ってきた背番号「10」を継承している。

ディバラは、背番号「10」のお披露目となった、2017年8月13日に行われたラツィオとのスーペルコッパ・イタリアーナ決勝では、素晴らしい直接FKを決めている。

ラツィオに2点のリードを許し、苦しい展開となった中、ユベントスが終盤に意地を見せる。85分にゴールほぼ正面の位置でFKを獲得すると、ディバラが左足を一閃。壁の外側から強引に巻いたシュートは鋭く変化し、ゴール左隅へと突き刺さった。

ディバラはさらにアディショナルタイム1分にもPKでゴールを奪い、ユベントスは土壇場で追いついたものの、試合終了間際にラツィオに決勝点を奪われ、無念の敗戦となっていた。

それでも、「10」番にふさわしい活躍を見せたディバラは、再戦となった2019年12月のスーペルコッパ・イタリアーナ決勝ラツィオ戦でもゴールを決め、スーペルコッパ史上最多得点となる通算4ゴール目を奪っている。

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