(出典 www.football-zone.net)



 日本代表久保建英ビジャレアル)が5日、オンラインメディア対応を行い、記者からの質問に応えた。

 9日にカメルーン代表、13日にコートジボワール代表と対戦する日本代表は、5日に合宿初日を迎えた。トレーニング前のメディア対応で1番手として登場した久保はまず、「このような状況の中で各国の選手たちが集まって活動できるのは有意義な時間。これを無駄にしないように、2試合をみんなで力を合わせて戦って代表の意味を見せられたらいいと思います」と意気込みを語った。

 新型コロナウイルスの影響により、今回は昨年12月以来の代表活動となる。久保は、「サッカーは今、数少ないエンターテインメントのひとつで、いろんなものが制限されている中で、たくさんの人の協力があって開催できている。恩返しじゃないですけど、自分たちへの期待を結果や内容で返していくのがひとつの義務になると思っています」とこの状況下でプレーする意義を捉えつつ、「1年分の実績を積んできた」と確かな自信も口にしている。

「去年と違うところが何かと言われたら、1年分の実績を積んできたと自分では思っていますし、それは確かな自信です。スペインは世界のトップリーグで、その中で格上のチームや同等のチームに互角以上にできた場面もあったので、リスペクトはしつつも自分に自信を持ってプレーできました」

 森保一監督率いる日本代表で求められる役割については、「大前提として攻撃の選手なので攻撃でプラスアルファを出すことを求められていると思いますけど、今のサッカーはたくさん走ったチームがだいたい勝つので、守備でも一定以上のことが求められる。特別な選手なんていないし、バイエルンはあれだけの選手が走って守って攻撃したら、それは勝つだろうなと。簡単なことなので、自分たちもレベルの高い選手がレベルの高いことをできるチームになれたらいいなと思います」と攻守両面での貢献を目標に掲げた。

 期待される代表初ゴールについては「前の選手なのでゴールはいつも狙っているし、点を取ったチームが勝つので、点を取ることが1番の貢献だと思っています」と貪欲な姿勢を示しつつ、「だからと言って自分が点を取ることがすべてではないですし、チームが勝つための選択肢としてゴールを視野に入れていきたいなと思います」と述べた。

オンラインで取材に応じた久保建英


(出典 news.nicovideo.jp)