サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。
今回はマンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表MFフアン・マタが、チェルシー時代に記録したアシストだ。
レアル・マドリーユース出身のマタは、バレンシアでブレイク。2011年にはチェルシーに移籍し、同シーズンにチームをクラブ初のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導くなど、活躍を見せた。
小柄ながら抜群のテクニックと創造性溢れるプレーで攻撃の起点となるマタだが、2012年4月15日に行われた、FAカップ準決勝のトッテナムとの一戦では、華麗なアシストで味方のゴールをお膳立てしている。
終始チェルシーが主導権を握る展開となったこの試合、4-1とチェルシーがリードして迎えた終了間際の94分に再びチェルシーに決定機が訪れる。
前線でボールを持ったMFフローラン・マルダが、中央のマタにパスを出しながらボックスに走り込む。ボールを受けたマタは、絶妙なタッチで柔らかいチップパスをダイレクトで相手の裏へ送り込む。完璧な位置でボールを受け直したマルダが、しっかりとゴールを決め、ダメ押しの追加点が生まれた。
これで大量5ゴールを奪ったチェルシーが、そのまま5-1で勝利。決勝に駒を進めている。
(出典 news.nicovideo.jp)
コメント
コメントする