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 アーセナルのミケル・アルテタ監督が、移籍市場締め切りに向けて選手への共感を示した。イギリスメディアスカイスポーツ』が伝えている。

 今夏の移籍市場は新型コロナウイルスの影響もあり後ろ倒しに、アーセナルが属するプレミアリーグは5日の23時デッドラインとして設定されている。

 アルテタ監督は同メディアインタビューに応じ、移籍市場について言及。選手時代の経験をもとに語った。

「集中しようと思っても練習場を出ると、代理人から電話がかかってくる。他クラブの監督やオーナーから接触がある。上の空で、家族がいること、そして違う国や違う街に引っ越すことを考えている。これも生活の一部だ。私は彼らに「君たちがここにいるときは、献身的に、集中して、可能な限りクラブを代表するようにしてくれ』とお願いすることしかできない。しかし、時に起こりうることは、私がどうこうできるものではないんだ」

「私はそれによりストレスを受け、ナーバスになると知っている。経験があるから、選手がそのように感じているときに、助けになることができるかもしれない」

 一方でアルテタ監督は移籍市場を楽しんでいると告白。指揮官になってからの新たな見方を示した。

「移籍市場は嫌いではない。むしろ完全に必要だと思っている。それは我々の業界の大部分を占めているし、多くの人がそれを愛している。私もファンの一部だよ」

「人々は自分のチームで選手を見たいと思っている。私の子供たちはいつも「フットボールマネージャーFIFAゲーム)」をプレーしている。それは業界の一部で本当に重要なことだから注視する必要がある」

「(移籍市場は)最終的に、最高の方法で仕事ができるようにするためのツールだから、とてもエキサイティングなことだ。自分のやりたいことに合わせて、どのように選手を育成するのか、どのようにポジションを設定するのか、だれを連れてこられるか夢見ることができる」

移籍市場について語ったアルテタ監督 [写真]=Getty Images


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