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バイエルンドイツ代表MFヨシュア・キミッヒが、ドルトムントとのDFLスーパーカップを振り返った。

前年のブンデスリーガ王者とDFBポカール王者が激突するDFLスーパーカップ。昨季は両大会ともにバイエルンが制覇したため、リーグ2位のドルトムントが挑戦権を得ることになった。

試合はバイエルンが立ち上がりからボールを握り、シュートを重ねる中、18分にMFコランタン・トリソのゴールで先制すると、32分にFWトーマス・ミュラーゴールで加点。余裕の展開に持ち込んだかに思われたが、そこからドルトムントの反撃が始り、39分のMFユリアンブラント、55分のFWアーリング・ハーランドゴールで同点に追いつく。

そんな白熱の試合に終止符を打ったのがキミッヒだった。2-2で迎えた82分、ボールを奪ったキミッヒがショートカウンターに転じ、FWロベルト・レヴァンドフスキとのパス交換からシュートに。一度はGKにセーブされるも、ルーズボールを倒れ込みながら押し込み、これが決勝点となった。

昨年11月のハンジ・フリック監督の就任以降、5つ目のタイトル獲得に貢献したキミッヒだが、試合後のインタビューで完璧なゴールではなかったと振り返った。ドイツキッカー』が伝えた。

「実際はボールを出すのが早過ぎた。でもレヴィが上手く戻してくれて、2度目のシュートで決めることができたんだ」

また、倒れ込みながらも泥臭く左足で押し込んだシーンについて笑みを浮かべながら「逃したくなかった」と話したキミッヒに対し、フリック監督は特別なメンタリティを持つ選手と賞賛。一方でプレーに対する溢れる過ぎる意欲に、扱い方に困っている様子だ。

「彼のことを知る限り、メンタリティは特別なものを持っている。彼はこのクラブの名に刻まれる選手の一人になるための正しい軌道に乗っているよ」

「私は彼にどのように休養を与えようか考えているのだが、彼は常にプレーしたいみたいで、なだめなければいけないんだ」

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(出典 news.nicovideo.jp)