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リヨンが、バルセロナからの申し出に対して拒否する姿勢を貫いた。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

バルセロナは今夏の移籍市場でロナルド・クーマン監督が希望するオランダ代表FWメンフィス・デパイ(26)の獲得を画策。この移籍には、バルセロナフランス代表DFサミュエル・ユムティティ(26)の譲渡が含まれるとされていた。

しかし、この移籍については実現しないとリヨンジャンミシェル・オラス会長がフランス『Canal+』でコメント。ユムティティがリヨンにこないことを明言していた。

ユムティティは、チームを改革しているクーマン監督の構想外となっており、アルトゥールやネウソン・セメド、イバン・ラキティッチ、アルトゥーロ・ビダル、そしてルイス・スアレスに続いて、退団が認められている選手だった。

ユムティティを手放したい理由の1つは高額な給与が挙げられているが、リヨン側もこの点を懸念。数週間前には、スポーツディレクター(SD)を務めるジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏も懸念があると語っていた。

「契約のレベルが我々のものではない。我々にとって良いことではない。ユムティティの給与を支払うのは無理だ。選手が複数年契約のプロジェクトを見つけ、家に帰りたいと思えば、考慮する」

デパイ獲得の際の移籍金引き下げに動いていたバルサだが、リヨン側がユムティティを受け入れないと決断したことで破談に。残り1週間で獲得に漕ぎ着けることはできるだろうか。

ユムティティは、2016年7月にリヨンからバルセロナに移籍金2500万ユーロ(約30億6500万円)で完全移籍。これまで公式戦116試合に出場し2ゴール1アシストを記録していた。

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