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バルセロナビジャレアルを4-0で粉砕 先発抜擢のファティが2ゴールを決める活躍

 バルセロナは現地時間27日、リーガ・エスパニョーラ第3節でビジャレアルと対戦し、4-0の圧勝を収めた。日本代表MF久保建英は後半29分に途中出場した一方、先発出場した17歳スペイン代表FWアンス・ファティは2ゴールを決める活躍を披露し、現地メディアは「ファティという名のハリケーンビジャレアルを破壊」と取り上げている。

 ロナルド・クーマン新体制の初陣となったビジャレアル戦。久保は3戦連続でベンチスタートとなった一方、バルセロナの下部組織時代に同僚だった17歳ファティは先発に抜擢された。すると前半15分、左サイドを突破したスペイン代表DFジョルディ・アルバのパスを受けたファティがダイレクトシュートゴール左上に突き刺して先制点を奪った。

 さらに直後の前半19分、カウンターの場面でブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョスルーパスを受けたファティは相手GKとの1対1を冷静に制して電光石火の2点目を奪った。同34分にはペナルティーエリア左で仕掛けた際に相手DFに倒されPKを獲得。キッカーを務めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの追加点を御膳立てした。

 3得点に絡む大車輪の活躍を披露したファティに現地メディアも反応。スペイン紙「スポルト」は「ファティという名のハリケーンビジャレアルを破壊」と見出しを打って記事を配信すると、スペイン紙「マルカ」は「ファティが新生バルセロナの主導者」と大々的に取り上げ、「ファティは時代を築くことができ、チームは今後数年間に及ぶ必要不可欠な再建を、彼から逆算しなければならない」と指摘。超新星ファティには、かつての若きメッシの姿が重なる部分が多そうだ。(Football ZONE web編集部)

ビジャレアル戦で2ゴールを決め勝利に貢献したFWアンス・ファティ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)