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レアル・マドリーの選手たちが新型コロナウイルスで打撃を受けるクラブへ厚い忠誠を示した。

未だ世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を被るフットボール界。トップクラブであるマドリーも例外ではなく、4月にはファーストチームの選手たちの給与削減を強いられていた。

その際にも前向きに給与削減に同意したという選手たちだが、今回も再び粋な計らいを見せた。

スペイン『La Cope』の報道によるとファーストチームの選手たちは、昨シーズンラ・リーガ優勝とスーペルコパ優勝による、それぞれ70万ユーロ(約8600万円)と30万ユーロ(約3700万円)のボーナスの受け取りを遠慮。計3000万ユーロ(約36億9000万円)をクラブに献上する形となった。

マドリーでは上述のファーストチームの給与削減のほか、コーチ陣やカスティージャ、バスケットボール部門の選手たちの給料の引き下げにも合意し、およそ5000万ユーロ(約61億5000万円)の支出を回避している。

シーズン、収入が1億7000万ユーロ(約209億円)減少すると見込まれているマドリーは一方で、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスレンタル移籍したウェールズ代表FWガレス・ベイルの退団によって、推定2500万ユーロ(約30億円)の給与の削減に成功している。『アス』は資金繰りの観点からさらに1名の退団を予想している。

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