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サッカープレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回は元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏がレアル・マドリー時代に記録したアシストだ。


マンチェスター・ユナイテッドで世界屈指のMFとしての評価を受けたベッカム氏は、2003年に“銀河系軍団”レアル・マドリーに移籍。スーパースターたちとの共演を果たした。

ハードワークと正確無比なクロスを武器に攻撃陣を支えたベッカム氏だが、2006年2月14日に行われた、コパ・デル・レイ準決勝レアル・サラゴサとの2ndレグでは、美しいアシストで味方のゴールをお膳立てしている。

序盤から相手を攻め立て、2-0とマドリーリードで迎えた10分、ピッチ中央右サイドボールを持ったベッカムは、前線のロナウドを確認すると、この深い位置から一気にクロスを上げる。

ボックス内に放り込まれたクロスは、相手DFを超えながら、FWロナウドに向かって美しいカーブを描き曲がっていく。すると、クロスはちょうどロナウドの前のドンピシャの位置に入り、ロナウドがこれに合わせ、見事なゴールとなった。

この後も攻撃を続けたマドリーは、4-0の大勝を収めている。

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(出典 news.nicovideo.jp)