(出典 img.mixi.net)



サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。

今回はドルトムントの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(31)だ。


バイエルンの下部組織出身のフンメルスは、2006-07シーズンの最終節のマインツ戦でファーストチームデビュー。しかし、それ以上の出場機会には恵まれ2008年1月にドルトムントレンタル移籍すると、ユルゲン・クロップ監督のもとで19歳ながらレギュラーに定着し、2009年2月には完全移籍でドルトムント入りした。

優れたパスとフィードを持ち、後方からのビルドアップに貢献しつつ、守備面でも体格と読みを生かした対応力で素晴らしパフォーマンスを見せると、在籍3年目となった10-11シーズンには日本代表MF香川真司らとともに01-02シーズン以来となるブンデスリーガ制覇。さらに翌シーズンには連覇を達成するなど、ドルトムント黄金時代を築いた。その後もドルトムントの守備の要として在籍9年間で公式戦309試合に出場したフンメルスだが、2016年バイエルン復帰。

その前にドルトムントの絶対的エースだったロベルト・レヴァンドフスキマリオ・ゲッツェが次々と“禁断の移籍”をしていたことから、フンメルスにも少なからず白い目が向けられたが、復帰1年目からディフェンスラインの軸としてプレーバイエルンの連覇に貢献した。

クラブでのこれだけの実績に加えて、ドイツ代表でも2014年ブラジルワールドカップで優勝を成し遂げているフンメルスだが、2018年ロシアワールドカップグループステージ敗退という散々な結果に終わると、世代交代を進めるドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督から構想外を公言され、さらにはこちらも世代交代の波にあったバイエルンを退団。19-20シーズンからは3年ぶりに古巣ドルトムントに復帰し、マイスターシャーレ奪還を目指している。

サムネイル画像


(出典 news.nicovideo.jp)