(出典 amd.c.yimg.jp)



 トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、獲得が噂されているレアル・マドリードウェールズ代表FWギャレス・ベイルについて語った。スペインメディア『アス』が16日に同監督のコメントを伝えている。

 近年のベイルは度重なる負傷離脱や態度が問題視され、レアル・マドリードからの退団が取り沙汰されてきた。このような状況の中で、ベイルの代理人を務めるジョナサンバーネット氏が「ギャレスはまだスパーズ(トッテナムの愛称)を愛しているよ。彼が望む場所だ」、「トッテナムとの合意は近い。まだ決定はしていないけどね」と発言したことから、ベイルの去就には以前にも増して注目が集まっている。

 ヨーロッパリーグ(EL)・2次予選の前日会見に出席したモウリーニョ監督は、ベイルについての質問に対して「他のクラブの選手について話すつもりはないよ」と回答し、現在の移籍交渉に関する明言は避けた。それでも、「以前レアル・マドリードで監督を務めていた時に彼と契約しようとした。最終的には実現しなかったがね。会長は私のアドバイスを聞いて、私がいなくなったシーズンにギャレスを連れてきた。これは秘密にしていたことではない。ギャレス本人も知っていることだ」と話し、ベイルを高く評価していることは認めている。「チームパズルのようなものだ。それを完成させるための選手が来るならば、クラブにとっては良いことだね」と、今後の動きを注目させるようなコメントも残した。

 イギリスメディアスカイスポーツ』の報道によると、トッテナムレアル・マドリードベイルの移籍について間もなく合意に達するという。1年間のレンタル移籍で、トッテナム2000万ポンド(約27億円)の給与とレンタル料を支払う条件となっている模様だ。ベイルロンドンへ向かうための許可が下りるのを待っている段階のようだ。果たして、2013年夏にレアル・マドリードへ移籍して以来、約7年ぶりとなるベイルトッテナム復帰は実現するのだろうか。

モウリーニョ監督(左)とベイル(右)は共演することになるのだろうか [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)