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広島に5-1と快勝、ゴールラッシュを導いた田中の先制ゴールに注目

 J1リーグで首位を快走する川崎フロンターレは13日、ホームでの第16節でサンフレッチェ広島と対戦し5-1で快勝した。この試合でゴールラッシュの口火を切ったMF田中碧の先制ゴールに、海外メディアも注目している。

 前節でヴィッセル神戸に3-2と競り勝ち、3連勝を果たしていた川崎は、ホーム等々力陸上競技場に広島を迎えた。16試合終了時点で47得点と圧倒的な攻撃力を示しているなか、この試合でもその破壊力を見せつける。

 前半14分、敵陣右サイドスローインから左サイド、中央とパス回しを開始。そしてDFジェジエウの縦パスがスイッチとなりFW旗手怜央が相手を背負いながら落とすと、右サイドから後方のサポートに入ったDF山根視来がダイレクトで前線に上がっていた田中にパス。田中もこれをワンタッチで落とすと、駆け上がった山根も再びワンタッチで田中にリターン。完全に相手最終ライン裏に抜け出した田中は、ダイレクトで右足を振り抜くと、強烈なシュートゴールポストをかすめてネットを揺らした。

 旗手の落としから5連続のワンタッチプレーで決めた“パスワーク弾”に、海外メディアも反応。オーストラリアスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターは、「川崎の信じられない“ティキ・タカ”フットボールが広島戦の膠着状態を打破!」と綴り、華麗なパスワークバルセロナスペイン代表の代名詞である言葉を引用して称えた。

 試合はその後、後半に4ゴールを奪った川崎が5-1で快勝を収めて4連勝。魅力的な攻撃サッカーで今後さらに勝ち点を積み重ねていけば、海外からの注目度も高まるはずだ。(Football ZONE web編集部)

川崎MF田中碧【写真:高橋学】


(出典 news.nicovideo.jp)