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 バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、ポーランドメディアSportwe Fakty』のインタビューに応じ、自身とチーム2019-20シーズンを振り返った。

 2014年夏からバイエルンプレーする32歳のレヴァンドフスキは、2019-20シーズンの公式戦で47試合に出場し、55ゴール10アシストを記録した。チャンピオンズリーグ(CL)で10試合15ゴールブンデスリーガで31試合34ゴール、DFBポカールで5試合6ゴールを挙げ、3大会で得点王に。バイエルンの7シーズンぶりとなる3冠に大きく貢献した。

 圧巻のパフォーマンスを披露したレヴァンドフスキは、本来ならフランスサッカー専門誌『フランスフットボール』が主催するバロンドールの受賞にも期待がかかるところだ。しかし、2020年の同賞は新型コロナウイルス感染拡大による『公平性の欠如』を理由に、史上初の中止を決定した。

 インタビュー2020年バロンドールについて聞かれたレヴァンドフスキは、「(あなたなら誰に受賞させるか?ととの質問に対し)僕自身だ。バイエルンはすべてを勝ち取った。ブンデスリーガ、DFBポカール、CLのすべてにおいて、僕は得点王に輝いた。このようなことを達成した選手が、バロンドールの受賞にふさわしいと思うよ」と、自身を受賞者に推した。一方で、「バロンドールの中止については考えたことがない。多くの試合があったし、CLが僕の最優先事項であることもハッキリしていた。個人賞については一切考えていなかったよ」とも語り、個人タイトルよりも悲願のビッグイヤーを獲得した喜びの方が勝っていることも明かした。

 また、同選手は次のようにも語り、自身初のCL制覇は一つの通過点に過ぎないことをアピールしている。

「今までは感情を隠すことも多かったけど、決勝戦の最後のホイッスルの後は感情を制御できなかった。子どものように喜んだよ。(ドルトムント時代の)7年前、ウェンブリーの決勝戦でバイエルンの選手たちが喜んでいたことを今でも忘れられないし、僕も同じくらい幸せになれると言い聞かせてきたんだ。そして、今でも勝つことへの意欲が自分の中にあることに気付いている。バイエルンの選手は誰1人として、僕たちが成し遂げたことに満足していないよ」

3冠に貢献したレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images


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