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今季限りでPSGとの契約が満了、バイエルンとのCL決勝では高水準のプレーを披露

 パリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表DFチアゴ・シウバは、国内三冠(リーグ・アンフランス杯、リーグ杯)を置き土産にプレミアリーグへ移籍することになりそうだ。英衛星放送「スカイスポーツ」はPSGを契約満了で退団する35歳のセンターバックチェルシーと1年契約を結ぶと報じた。

 2012年ACミランを退団し、カタール資本を取り入れたPSGに移籍したシウバはこれまで、キャプテンとしてチームを支え続けてきた。今季は悲願のCL制覇に向けてクラブ史上初の決勝に駒を進めたが、現地時間23日に行われた大一番ではバイエルン・ミュンヘンに0-1で敗れた。

 今季限りで契約満了となることから、今後の去就が注目されていたシウバ。退団確実と見られていたなかで数日前には一転してPSG残留報道もなされたが、やはり今夏は新天地を目指すことになったようだ。CL決勝戦終了直後の23日深夜に「スカイスポーツ」は「チアゴ・シウバチェルシーとの1年契約締結に近づく」と報じた。

 コロナ禍でも積極補強を進めるチェルシーにとっては、モロッコ代表FWハキム・ツィエク(←アヤックス)、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(←RBライプツィヒ)に次ぐ今オフ3人目の補強になると見られている。チェルシーではシウバ以外にもさらにレスター・シティイングランド代表DFベン・チルウェルやレバークーゼンドイツ代表MFカイ・ハフェルツの獲得の可能性が盛んに報じられている。

 35歳と大ベテランの領域に達しているシウバだが、今なお高い水準でプレーできることはCLでも証明済み。0-1で敗れたとはいえ、バイエルンとの決勝でも水際でチームピンチを救う好守を見せた。守備の強化が課題とされるチェルシーでキャリアの集大成を飾ることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

PSGとの契約満了を迎えるDFチアゴ・シウバ【写真:Getty Images】


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