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アーセナル監督退任後、FIFAの要職に就任しているベンゲル氏の今後に注目

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、バイエルン・ミュンヘンに2-8で敗れたバルセロナは、キケ・セティエン監督を解任した。新監督には、クラブOBであり、現在はオランダ代表を率いるロナルド・クーマン氏の名前が挙がっている。仮にクーマン氏がバルサの監督に就任した場合、アーセン・ベンゲル氏がオランダ代表を率いることになるかもしれない。英紙「デイリーミラー」が報じている。

 ベンゲル氏は2018年5月にアーセナルの監督を退任し、2019年9月からはFIFAのグローバル・フットボール・デベロップメント部門の責任者を務めている。過去には、フランス代表監督への就任オファーを断ったベンゲル氏だが、オランダサッカー協会に監督就任を打診したという。

 サウサンプトンエバートンを率いたクーマン氏は、オランダ代表を来年に延期されたEURO出場に導き、UEFAネーションズリーグ準優勝も果たしていた。しかし、スペインでは、「マルカ」紙が2年契約でのクーマン氏のバルサ新監督就任を報じており、オランダ代表監督の座が空席になる可能性は高まっている。

 そこに球突き式で、FIFAの要職に就きながらも、現場への復帰を目指していたベンゲル氏が就任することになるかもしれない。今月のフランスメディアEurope1」の取材では、「私は毎日トレーニングをしたい。人生を通じて、それを続けてきたからね。私は70歳になり、多くを与えてきた。私は中途半端にはできない。だから、健康を害する可能性があったとしても、今後もロシアン・ルーレット(のような監督生活)を続けるべきなのだろうかと、自分自身に問いかけ続けているんだよ」と、現場への未練を語っていた。はたして、来年開催されるEUROオランダ代表の指揮を執るベンゲル氏の姿を見ることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

現在はFIFAに所属するアーセン・ベンゲル氏【写真:Getty Images】


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